本書の内容

わが子の人間関係を応援するために、親ができること

小学校入学!
親からすれば、

「あんな小さかった子が、いよいよ小学生か……」

と感慨にふけるとともに、
わが子の成長に対するうれしさと期待感で
いっぱいになるものです。

一方で、
「どんな小学校生活を送るんだろう?」
「授業にちゃんとついていけるかしら?」
「担任の先生はどんな人?」といったものに加え、
ある1つの大きな不安が生じるのではないでしょうか?

それは、【わが子のお友達関係】です。

「仲のいいお友達ができるだろうか?」
「仲間外れにならないだろうか?」
「いじめに遭わないだろうか?」
「いじめる側にならないだろうか?」

小学校入学は、子どもたちにとって、
幼稚園・保育園に比べて、
人間関係の幅が広がることを意味します。
それは、社会に出ていく第一歩でもあります。

だからこそ、お勉強の心配をする以上に、
わが子の人間関係は、
親であれば誰もが心配になるものです。

本書では、
そんなお子さんたちの人間関係について、
38年に及ぶ小学校教員歴から見いだした
「お友達に好かれる子ども」の特徴を基に、

【親としてわが子の人間関係を応援する方法】

をお伝えします。

著者は、
38年にわたり、直接担任した子どものみならず、
生徒指導面や特別活動でかかわった
子どもも合わせれば、
1500人以上に及ぶ元・小学校教師。

教員退職後も、
「風路教育研究所」として、
小学生のお子さんを持つ親御さんの子育て支援を中心に、
積極的に活動を続けており、
「親の駆け込み寺」カリスマ主宰者としても知られています。

・親として意識しておいたほうがいいこと
・昔のいじめ、今のいじめ
・いじめのサインを見抜くポイント
・本音を引き出す、子どもの話の「聞き方」
・いじめを跳ね返すための力の養い方
・学校に相談するときのコツ
・先生に動いてもらうときのポイント

などなど、
教室の現場にいたからこそお伝えできる、
親が「わが子のお友達関係」を応援するノウハウが満載です。

気になる本書の内容

本書の内容は以下のとおりです。

第1章 みんなが「お友達になりたい」と思うのはどんな子?
・最初に、親として「意識」したほうがいいこと
・教師が使っている、クラスの人間関係を把握するツール――ソシオマトリックス
・子どもは、相手の真の姿を見抜いている
・低い学年ほど、打算では動かない
・わが子のお友達になってほしい子の条件を決める
・見た目は、お友達関係に影響するのか?
・性格を超えて、お友達にとして受け入れられる子の特徴
・どんな子も、自分が「大好きなこと」を知っている
・子どもが興味を持ったことに、できるだけ挑戦させてあげる
・「お友達に受け入れられる子」の共通点
・みんなに「嫌われがちな子」のタイプ
・同じ言動でも、男子と女子で差が出る?
・被害者と加害者は、流動的に入れ替わる
・意外な子も、いじめられる
・昔の「いじめっ子」、今の「いじめっ子」
・昔の「いじめられっ子」、今の「いじめられっ子」
・時代に関係なく、必要な力
・「自分の気持ちや考えを表現する」能力をつけるカリキュラム

第2章 「お友達に好かれる子」の育て方
・人間関係づくりの根幹は、子ども時代につくられる
・家庭訪問、三者面談の重要性
・わが子の視野を広げるための秘策
・違いを受け入れる器に育てる
・子どもを問い質すときの魔法のフレーズ
・今の時代、「助け船」はこないから……
・子どもの話の「聞き方」のポイント
・「こしょく」に気をつける
・いじめを跳ね返すために必要な力
・親子ゲンカの上手なやり方
・「あなたのことが大好きなのよ」の伝え方
・親として知っておきたい「9歳の壁」
・教科書で勉強するよりも効果的な人間関係指導法
・子どもは、親が「やっている」とおりになる
・親の話しかけの影響力
・「勉強する」も「本を読む」も「○○」で教えられる
・なぜ語彙・読解力が「生きる力」をつくるのか?
・漢方薬のように、心の成長に効く習慣
・読書習慣を持っている子の底力
・情緒もイメージ力も育てるおすすめ本のジャンル
・なぜ学校教育と家庭教育の両輪が必要なのか?

第3章 こんなとき、どうすればいいの?
・子どもが学校で見せる顔と家で見せる顔が違う
・「学校に行きたくない」と言ったら
・「ハズレ」の先生に当たった
・先生に動いてもらうためには、どうすればいい?
・学校の敷居は高い?
・いじめをしているかもしれないサインを察知した
・いじめられているかもしれないサインを察知した
・ママのための「小学生の男の子」育児講座

第4章 学校の先生と上手につき合うために
・先生の日常を知っておくと、付き合い方が変わる
・勤務時間中はずっと教室、切れ目なし
・先生に相談できる時間帯
・事細かに準備されている教育計画
・子どもたちは夏休みでも、先生は休みではない
・親が知っておきたい「職員室&校長室」の世界
・校長先生が誰よりも早く給食を食べる理由
・親の前では話さない、職員室での話v ・先生同士の人間関係
・性格的に合わなくても、互いの特技を尊重する
・仲が良くても、時にはライバル



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著者プロフィール

風路京輝(かぜみち・きょうこ)

元小学校教師。「小学生子育てプロママ養成講座」主宰。東京生まれ。
小学校高学年から福島県在住。幼・小・中(英語、数学)・高等学校(英語)の教員免許を有するが、小学校に最も長く勤務。教員生活38年で、接してきた親子の数はのべ1500組以上。
「今の小学校の本当のところを知りたい」という親の疑問や不安に答えるブログ「先生が教える小学校と勉強 小学生子育てプロママ養成講座」を2011年にスタート。
2015年3月に教員を退職し、小学生の子どもを持つ親の子育て支援を中心に積極的に活動を展開。「親の駆け込み寺」のカリスマとして、小学生を持つ親を中心に高い評価を受けている。

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