本書の内容

ベストセラー作家にして「文章術」「小論文」の第一人者・樋口裕一先生による、
文才がなくても、文章が苦手でも知性が認められるようになる文章術の本です。

現代社会において、しっかりした文章を書くというのは、
「できる人」「頭のいい人」の不可欠な要素ですが、
一方で文章が下手な人はそれだけで「愚か者」のレッテルを貼られることも。

しかし本書を読めばすぐに樋口式文章術が身につき、
誰でも「わかりやすくていいね!」と言われる
文章力を手に入れることができます。

章末に悪い例と修正例を示した実践向けの一冊。

本当に文才はいらないの!?

「文章がうまい人は文才がある」と思っていませんか?
そして自分の文才の無さを嘆いていませんか?

文学的名文を書くためには文才は必要不可欠ですが、
ビジネスマンに必要なのは
わかりやすくてすらすら読めるメール、企画書などです。

論理的に書かれ、論点が整理されており、すぐに文意が伝わる
「わかりやすい文章」が求められているのです。
そうであれば、文才など必要ありません。

そして著者はこう語ります。

「私は自分に"文才"があるなどと思ったことはない。
でも、少しだけ練習をし、基本を知れば、
だれでもすぐにわかりやすい文章をかけるようになる」

本書にはそのための考え方やテクニックが満載!
樋口式文章術をマスターすれば、
どこに出しても恥ずかしくないどころか、
あなたの評価が上がる文章が書けることは間違いなしです!

目次

まえがき

第1章 できる人は文章がわかりやすい
第2章 構成力を高めよう
第3章 説得力を持たせる書き方
第4章 できる文章のテクニックと実践法
第5章 文章上達へのステップアップ

  • 頭が悪いと思われる文章チェック1「難しい言葉を使ってわかりにくい」文章
  • 頭が悪いと思われる文章チェック2「構成」の失敗と成功・具体例
  • 頭が悪いと思われる文章チェック3「脱線」してしまう文章
  • 頭が悪いと思われる文章チェック4「比喩などの表現が凝っていてわかりにくい」文章
  • 頭が悪いと思われる文章チェック5 説得力に欠ける「裏づけなし」の具体例
  • 頭が悪いと思われる文章チェック6 根拠を示す・説明不足を解消して説得力を上げる具体例

あとがき

※本書は2005年3月にビジネス社より刊行された『できる人の書き方 嫌われる人の悪文』を大幅に加筆修正しています。


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著者プロフィール

樋口裕一(ひぐち・ゆういち)

1951年大分県生まれ。
早稲田大学第一文学部卒業後、立教大学大学院博士課程満期退学。
専攻はフランス文学。東進ハイスクールで小論文の指導にあたり、100冊以上の学習参考書を出版、「樋口式小論文」によって救われた受験生は数知れず。一般書も多数出版しており、『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP新書)が250万部を超えるなど、ベストセラー作家としても活躍。
現在、多摩大学経営情報学部教授、京都産業大学客員教授、東進ハイスクール客員講師、白藍塾塾長。なお、白藍塾では、大学受験小論文対策だけでなく、小学生から社会人までを対象に文章指導を行っている。また、小学校・中学校・高等学校・大学・企業単位での文章指導のサポート事業も行っている。

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