本書の内容

「肉の食べ方」で糖尿病を完治させた78歳医師が教える
50歳からの「ステーキのすすめ」

世間では、肉を遠ざける「粗食」や「一汁一菜」の食事法こそが
体を若く保つと紹介されてきました。
医師の指導や健康情報に従い、「健康のために」と肉を減らし、野菜中心の食事に変え、
ついにはカロリー制限までしてきたことでしょう。

しかし、はたしてそれで「健康」になれるのでしょうか?

そんなことはありません。肉を食べない野菜中心の食事を続けていては、
健康長寿は逆に遠ざかってしまいます。

その答えが、40代までは「健康のため」と肉を控えていた人も、
50歳になったら「健康のため」に胸を張って肉を食べ始めることです。

ただし、肉は食べ方が重要です。
この食べ方を知らないがゆえに「肉を食べたら体が重くなった」などの症状を覚え、
「肉はがんを引き起こす親玉」という誤った情報を信じてしまいます。

食べ方を変えただけで、私は糖尿病をすっかり克服しました。

「生涯現役」。
誰もが目指すこの生き方を叶えてくれるのが、50歳から肉を上手に食べ始めることなのです。

本書の構成 (抜粋)

第1章 健康で長生きするためには何を食べればよいか?
「一汁一菜」で本当に元気で長生きできるのか?
三浦雄一郎の快挙の秘密は「メタボ」にあり
長寿遺伝子のカン違いが「寝たきり」を招く
肉は「生活習慣病」の予防になる
「コレステロール」と「血圧」は少々高めが健康にいい
「悪玉コレステロールが体に悪い」わけではない
動脈硬化の原因は「肉」ではなく「活性酸素」
コレステロールを無理に下げると早死にする
肉は「がん細胞」と戦う材料になる
肉を食べている人は「認知症」になりにくい

第2章 若さと健康を保つ!
50歳からは「肉」と「これ」を食べなさい
アンチエイジングに必要なのは「性ホルモン」
「更年期障害」によく効く肉の効能
男は「筋肉」を増やし、女は「大豆」を食べなさい
大豆を食べると「中性脂肪」が減る
食物繊維は腸内細菌を「悪玉」から「善玉」に変える
体の老化を防ぐ「肉の焼き加減」
なぜ50歳を過ぎると「がん・心筋梗塞・糖尿病」が増えるのか
糖質をやめると肉を食べても「やせる」
スーパーのセール肉をおすすめしない理由
体内で発生した「活性酸素」を無毒化する方法

第3章 病気を遠ざける!
「家畜化」された食事を改める7つの知恵
「日本人の腸は欧米人より長い」はウソ
「お米」こそ日本人の体にあわない
日本人の国民病「糖尿病」と「仏教」の歴史的な関係
「腹八分目」で確実にやせるための食べ方
肉が持つ「幸せ物質」でうつ病が治る!
コンビニ弁当が「腸内細菌」を殺す
野生の動物と「家畜」を隔てる遺伝子

第4章 薬いらずの体になる!
「肉」を健康に活かす食べ方⑦カ条

第5章 健康寿命を延ばす!
「腸」から元気になる生活習慣⑦カ条

※本書は2014年2月にフォレスト出版から刊行された
 『50歳からは肉を食べ始めなさい』を改題・改編したものです。


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著者プロフィール

藤田紘一郎(ふじた・こういちろう)

1939年、中国東北部(旧・満州)生まれ。
東京医科歯科大学医学部を卒業し、東京大学大学院医学系研究科博士課程を修了。医学博士。金沢医科大学教授、長崎大学医学部教授、東京医科歯科大学大学院教授を経て、現在は同大学名誉教授。専門は、寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。
1983年に寄生虫体内のアレルゲン発見で、日本寄生虫学会賞(小泉賞)を受賞。2000年にヒトATLウイルス伝染経路などの研究で日本文化振興会社会文化功労賞、国際文化栄誉賞を受賞。1995年には著書『笑うカイチュウ』で講談社科学出版賞を受賞。
主な著書に『腸内革命』『決定版 正しい水の飲み方・選び方』(海竜社)、『こころの免疫学』(新潮選書)、『脳はバカ、腸はかしこい』(三五館)、『「腸にいいこと」だけをやりなさい!』(毎日新聞出版)、『アレルギーの9割は腸で治る!』『50歳からは炭水化物をやめなさい』(だいわ文庫)、『腸をダメにする習慣、鍛える習慣』(ワニブックスPLUS新書)などがある。
78歳を超えた現在もなお、肉を食べることを欠かさず、研究・執筆に精力的に邁進している。

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