ここで問題です。
「120円のドリンク剤10本セット」を買う時、
「10%割引」と「1本おまけ」のどちらが得でしょうか?
どんな値を求めたらいいのか、パッと思いつきますか?
そのためにはどんな計算をしたらいいでしょうか?
簡単に答えを出すことができる「計算の工夫」が浮かびますか?
この問題は、「どちらの方が販売者の利益が多いか」がポイントになります。
そして、「インド式計算」をもとに、式を変形し、補数を使うことで、
短時間で答えを導くことができます。
情報化が進み、短時間で多くのことを処理しなければならなくなった私たち。
「インド式計算」を使えば、短い時間でサクサク成果を出していけるのです!
本書は、2007年に一大ブームを巻き起こした「インド式計算」を、
ビジネスシーンで活用しようという画期的な1冊。
まずは、「インド式計算」の代表的な計算方法についての紹介と、
それら計算に親しむための例題と解説を。
その後、「利益」「コスト」「損益分岐点」などといった、
ビジネスシーンで欠かせない数字の解説と、
「貸借対照表(B/S)」「損益計算書(P/L)」といった決算書の読み方を。
最後に、決算書から読み取れる、
会社の「収益性」や「安全性」の計算方法をレクチャー。
会社の「ウラ」と「オモテ」を知り、
株などの投資や転職などで、周りと差をつけましょう!
Contents
はじめに
本書で得られる3つのメリット
PART1 「 インド式計算」をマスターして、数字に強くなろう
PART2 「インド式計算」をビジネスシーンに当てはめてみよう
※本書は、2007年9月に小社より刊行された『仕事に役立つインド式計算入門』を改題・再編集したものです。
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松本幸夫(まつもと・ゆきお)
1958年生まれ。東京ヨガ道場主任インストラクターを経て、ヒューマンラーニング株式会社 代表取締役。能力開発などの研修、指導で活躍中。インドに滞在経験があり、その際に出会った「インド式計算」に魅了され、研究を始める。年間200回におよぶ企業研修や講演活動をこなす一方で、執筆活動を精力的に続けている。
著者ホームページ
http://www.kenjindo.jp
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