日本にとって迷惑な国といえば、
あなたはどこの国を思い浮かべるだろうか?
尖閣諸島問題、太平洋2分割構想、空母建艦……。
そう、何かと茶々を入れてくるかの国である。
現在、GDP世界第2位の国家・中国は、
日本を抜いて、本当に金持ち国家となったのだろうか?
そして、日本は中国とビジネスをうまくやっていけるのだろうか?
外国とつき合う際、最も重要なことは
「その国のことを理解する」ということ。
その点について、日本人は中国を知らなすぎる。
中国人は相手の懐に入り込んで、
相手が引こうものなら、さらに懐へ詰めより、
妥協点を見いだす民族である。
引くことがよしとされる日本人の美意識は、
中国には通用しない外交だ。
では、かの国を知るための鍵となるのは何か?
それが「中国の女性」を知ること。
しかし、日本人が知る中国の女性は、ほんのひと握り。
人口13億人の中国で、少なくとも6億人以上いる
中国人女性を知れば、
中国の本当の姿が見えてくる。
この本で“中国の女性”を初めて語る。
日本のビジネスマンが中国女性に接する場所といえば、
やはり“夜の学校”ではないだろうか?
日本ではスパイというと映画の世界を想像するが、
中国には危険な罠が待ち受けている。
いわゆる「ハニー・トラップ」と呼ばれる罠だ。
そこまでいかなくても、
中国の印象を良くするための工作員がいるという。
中国美女は“したたか”に生きる。
しかし、これすらも中国人女性の一部でしかない。
1人っ子政策で育った80后(バーリンホウ)や90后(チューリンホウ)、
田舎(農村籍)から都市(都市籍)へ出稼ぎに来る女性、
南部、北部、東北部、沿岸部、内陸部と
ありとあらゆる地域に住む女性たち、
モンゴル、チベット、ウイグルなどの少数民族など、
中国はひとくくりなどできないのだ。
そんな彼女たちは、何に幸せを求めているのか?
結婚? お金? 一族?……。
そして、彼女たちは日本男子をどう思っているのか?
中国の嘘を暴く東洋史学者と
中国の現場を知り尽くすジャーナリストという
2人の女性著者が、日本を、中国を斬る!
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宮脇淳子(みやわき・じゅんこ)
1952年、和歌山県生まれ。
京都大学文学部卒業、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。専攻は東洋史。
大学院在学中より岡田英弘からモンゴル語・満洲語・中国史を、
その後、山口瑞鳳(現東京大学名誉教授)からチベット語・チベット史を学ぶ。
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員を経て、
現在、東京外国語大学非常勤講師。
著書に『真実の中国史【1840-1949】』(ビジネス社)、
『モンゴルの歴史』(刀水書房)、『最後の遊牧帝国』(講談社)、
『朝青龍はなぜ強いのか?』『世界史のなかの満洲帝国と日本』
(以上、ワック)などがある。
福島 香織(ふくしま・かおり)
1991年、産経新聞社に入社。奈良支局、大阪文化部、同社会部を経て、
1998年秋から1年間、上海・復旦大学に語学留学。
帰国後、外信部を経て、2001年春に香港支局長。
2002年春から中国総局記者として北京に駐在。
2006年春から産経新聞のブログサイト「iza」に「北京趣聞博客」を連載中。
著書に『危ない中国 点撃! 福島香織の「北京趣聞博客」』(産経新聞出版)、
『潜入ルポ 中国の女』(文藝春秋)、『中国のマスゴミ』(扶桑社)、
『中国人がタブーにする中国経済の真実』(石平氏との共著、PHP研究所)などがある。