まずお伝えしたいのは、本書は、決して読んではいけない人たちがいます。
それは1%カリスマ天才プレゼンターです。
彼らは天性のパフォーマンス力を持っており、本書に学ぶ必要がありません。
逆に本書を絶対に読んでほしい人がいます。
それは、99%の一般的なビジネスパーソンです。
とくに、次の人には今すぐに本書を手に取ってください。
• 自分はプレゼンが上手だと自信がある人
(じつは、相手は我慢して聞いてくれているのです……)
• 「自分には関係ない」と思っている人
(だから、あなたの評価が低いのです……)
• 上達したいが「どうすればよいか」わからない人
(この本を読めば、それが書いてあります)
これからの時代、プレゼンのスキルなしで自分の評価を高めることはできません。
会社での会議、上司への報告、資料の作成……
あなたは普段の仕事において常にプレゼンを行っているのです。
そして、毎日、だれかほかの人たちからプレゼンのスキルを評価されています。
つまり、プレゼン力は私たちの時代において、
サバイバルできる重要なツールの1つなのです。
では、いったいどうすれば、99%の「普通の」サラリーマンが
サバイバルするための重要なツールを手にすることができるのでしょうか。
あなたは、スマートな話術を駆使して、
プレゼンをしたのに結果がでないと悩んでいませんか。
また、面白いプレゼンターを真似て、
笑いはとれたものの成約に結びつかなかったという経験はありませんか。
この悩みを解決できる方法が「5感を揺さぶるプレゼン」です。
5感とは「視覚」「聴覚」「味覚」「嗅覚」「触覚」です。
「視覚や触覚ならともかく、味覚や嗅覚がプレゼントどう関係するのか??」
あなたは、そんな疑問をいだいたかもしれません。
本書で紹介するプレゼンのスキルは、
「いかに上手に行うか」ではなく、「いかに相手が受け入れるか」
を目指しています。
相手が、こちらの提案を受け入れて、
「やるなぁ~」とうなってしまうプレゼン。
そのためには、視覚だけでなく、味覚・嗅覚といった
「頭」ではなく、「感覚」を意識したプレゼンを心がけることが何よりも大切です。
そのために、5感「視覚」「聴覚」「味覚」「嗅覚」「触覚」を、
テーマにしたプレゼンが効果的なのです。
「そうはいっても、私はセンスがないから5感を揺さぶるプレゼンなんてできないよ……」
ここまで読み進めた読者の方は、そう思われたかもしれません。
しかし、安心してください。
私も、かつては聴衆にあくびをされ、
まったく聴いてもらえないプレゼンターだったのです。
その私が、コンサルタントして成果を上げ、
しかも私が指導をしたビジネスパーソンが続々と結果を出すようになりました。
本書は、私も含めた、センスのない普通の人が実践できて、
成果を上げられる「テクニック」を満載しています。
あなたはスティーブジョブズになる必要はありません。
本書のテクニックさえトレーニングすれば
普通のビジネスマンのままで、結果を出すプレゼンをすることができ、
周囲の評価を上げることができるのです。
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小林 弘茂(こばやし ひろしげ)
株式会社 事業参謀 代表取締役。
1969年生まれ。重工メーカーの技術研究員を経て、30歳のときに経営コンサルティング業界に転職。転職後の新米コンサルタント時代は、著しい職場環境の変化と担当プロジェクトの停滞に苦労するも、生来の「鼻っ柱の強さ」と「反省はするが後悔はしない気質」、そして「恩人から薫陶」により、転職5年目には人並みのコンサルティングができるようになる。その後、総合研究所やコンサルティングファームのマネージャー職などを経て、2010年に経営コンサルティング会社『株式会社 事業参謀』を設立する。
設立1年目より、セミナーや提案プレゼンテーションによって、上場企業から中小企業まで幅広い顧客との契約を獲得している。そして、契約後においては、『経営者の事業参謀』として、“クライアント企業の収益向上と中核人材育成”を実現している。
本書テクニックのクライアント企業での営業成功事例として、コンペ商談での契約獲得、中小企業の大手企業への新商品販売、海外企業との新規契約などがある。また、その他の成功事例として、経営者のプレスリリースプレゼン(後日、取材による雑誌掲載)やセミナー講師(取引先拡大)、管理職や一般職の社内発表プレゼン(一位評価)などがある。リーマンショック後の真っ最中に、周囲からの反対論や悲観論を創業のチャンスと捉えて独立開業した変り種ではあるが、天才でもなくカリスマでもない「普通のビジネスパーソン」の一人。